ベトナム語で「群馬のボス」、解体された豚や果実の写真をSNSに投稿

北関東で家畜や果実の盗難被害が相次いだ事件で、関与が疑われる群馬県太田市ベトナム人グループの自称カラオケ店経営の男(39)が、解体された豚や大量の果実の写真をSNSに投稿していたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は盗難事件との関連を調べている。  捜査関係者によると、この男は市内の宅配センターから発送された肉や果実の伝票に名前があった2人のうちの1人。男のSNSのアカウントはベトナム語で「群馬のボス」と称しており、仲間を募集する投稿もしていた。グループが暮らす住宅へのベトナム人の出入りは、8月中旬は10人程度だったが、県警が捜索した今月26日は倍近くに増えていた。  県警は27日、住宅で暮らしていた、この男を含む20~39歳の男女13人を入管難民法違反(不法残留など)容疑で前橋地検に送検した。